生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

「鎌倉殿の13人」と和歌山(5) 平清盛・平維盛

 「和歌山あれやこれや」のカテゴリーでは、和歌山県内各地に伝わる歴史や伝承などを気ままに紹介していきます。

 

 7回にわたってNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」の登場人物のうち、紀州・和歌山と関わりのある人物を順次紹介しています。今回は平清盛平維盛についてです。

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「鎌倉殿の13人」と和歌山(4) 源行家・文覚

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 7回にわたってNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」の登場人物のうち、紀州・和歌山と関わりのある人物を順次紹介しています。今回は源行家文覚についてです。

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「鎌倉殿の13人」と和歌山(3) 源義経・武蔵坊弁慶・藤原秀衡

 「和歌山あれやこれや」のカテゴリーでは、和歌山県内各地に伝わる歴史や伝承などを気ままに紹介していきます。

 

 7回にわたってNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」の登場人物のうち、紀州・和歌山と関わりのある人物を順次紹介しています。今回は源義経武蔵坊弁慶、そして藤原秀衡についてです。

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「鎌倉殿の13人」と和歌山(2) 畠山重忠・和田義盛

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 前回からNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」の登場人物のうち、紀州・和歌山と関わりのある人物を順次紹介しています。今回は畠山重忠和田義盛についてです。

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「鎌倉殿の13人」と和歌山(1) 北条政子・三浦義村

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 今回は、いよいよ終盤にさしかかった2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」から、この番組に登場する人物のうち紀州・和歌山と関わりのある人物を紹介したいと思います。

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文化学院創立者、建築家・西村伊作(新宮市)

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 今回は、前項で紹介した大石誠之助の甥で、日本で初めて「居間式住宅(家族団欒のための居間を中心とした住宅)」を建築し、建築家として活躍するとともに、自由な校風で多数の芸術家や文化人を輩出した学校・文化学院創立者としても知られる西村伊作(にしむら いさく 1884-1963)を紹介します。

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ドクトル(毒取る)先生・大石誠之助と大逆事件(新宮市)

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 今回は、明治時代の新宮で医師として活躍するとともに、「太平洋食堂」を開いて西洋流の食生活を紹介するなど、様々な活動で地域の人々から敬愛されたにもかかわらず、社会主義思想に興味を持ち、活動家と交流していたことから「大逆事件(幸徳事件)」で無実の罪をきせられ、遂に死刑に処せられてしまった人物・大石誠之助(おおいし せいのすけ 1867 - 1911)を紹介します。

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実業家、政治家・松山常次郎と日本画家・平山郁夫(九度山町)

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 前回は九度山町にある「大石順教尼記念館」をご紹介しましたが、同じまちなかにもう一つの記念館があります。それが、「松山常次郎記念館」です。
 松山常次郎(まつやま つねじろう 1884 - 1961)九度山町の出身で、朝鮮半島の開拓事業で大成功を収めた後、国会議員となって国の要職を歴任しました。また、常次郎の長女・美知子が日本を代表する画家・平山郁夫(ひらやま いくお 1930 - 2009)と結婚したことから、平山画伯とも深い関係にあります。

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日本のヘレン・ケラー 大石順教尼(九度山町)

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 今回は、凄惨な事件によって両腕を失ったものの、口で筆を執って絵画・書に励んで「日展」に入選し、また出家して尼僧となり京都に佛光院という寺院を建立して身体障害者の救済に生涯をささげた女性・大石順教(おおいし じゅんきょう 1888 - 1968)を紹介します。

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水車建設で灘の銘酒づくりの基盤を構築・田林宇兵衛(紀美野町)

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 今回は、江戸時代中期に現在の神戸市周辺で水車による搾油工業団地を開発したとされる紀美野町出身の田林宇兵衛を紹介します。
 この水車は当初は菜種油を絞るために導入されたものですが、やがて日本酒の原料である米を精白するためにも用いられるようになり、「灘の生一本(なだの きいっぽん)」という言葉でよく知られている銘酒の産地・灘五郷(なだ ごごう 兵庫県の灘地域5つの酒造地の総称で、「西郷」「御影郷」「魚崎郷」(以上神戸市)、「西宮郷」「今津郷」(以上西宮市)を指す)を生み出す大きな原動力となりました。

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