藤白坂に「おごり」を戒めた「筆捨松」の話が残っている。 平安初期、風景や風俗画に新様式を開いた官廷絵師、巨勢金岡(こせ の かなおか)が、熊野詣での途中、峠の技ぶりのよい松に腰をかけ、写生をしていた。そこへ一人の童が出てきて、「どちらが上手か…
藤白神社の境内に「鈴木屋敷」というのがある。全国の「鈴木姓」の総本家といい、ルーツブームに乗って、全国から大勢の人が訪れるようになった。
海南市に藤白という地がある。藤白の峰を下ったあたりの藤白坂。そこに、生垣に囲まれた歌碑がひとつ。 家にあれば 笥に盛る飯を草枕 旅にしあれば推の葉に盛る
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