柿畑が続いていた道の両側は、いつの間にかスギとヒノキ林に変わっていた。その道が急カーブを切り、急坂をいくつも越えるところ、それらの林は、みごとな緑の波を打つようになる。 赤士がむきだしになった切り通しを過ぎたとたん、視界がひらけた。天野の里…
国道24号線から南へ少し入ったところに、小さな森がある。夜叉田の森(杜)。 むかし、中国に玉藻前(たまものまえ)と、夜叉田姫という仲のよい女の神さまがいた。
那賀町との境界あたり。紀の川の流れに立ちはだかるように、大きな島がひとつ。「舟岡山」という。
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