復刻&解説「紀州 民話の旅」-13高野町
山内には、不動尊にまつわる話が多い。中でもよく知られているのが「地蔵不動」「鮑(あわび)不動」「波切不動」などだろう。
底冷えのする薄暗い堂内。30人ばかりのグループが、年とった堂守の絵説きに耳を傾けていた。天井に近い高い壁には、極彩色の絵が30枚。
標高900メートルを越える高地。八葉の蓮華にたとえられる峯々に囲まれた高野山は、真言密教の聖地であると同時に、迷える人をも救う「現世浄土」の地ともいう。
山内には、不動尊にまつわる話が多い。中でもよく知られているのが「地蔵不動」「鮑(あわび)不動」「波切不動」などだろう。
底冷えのする薄暗い堂内。30人ばかりのグループが、年とった堂守の絵説きに耳を傾けていた。天井に近い高い壁には、極彩色の絵が30枚。
標高900メートルを越える高地。八葉の蓮華にたとえられる峯々に囲まれた高野山は、真言密教の聖地であると同時に、迷える人をも救う「現世浄土」の地ともいう。