生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

旧小川村 大正のころ

我が家のアルバムには、ふるさとの民俗や習慣を記録したたくさんの写真が残されています。
 中には、明治や大正時代の田舎生活をよく表した貴重なものもありますので、Web上で公開させていただきます。
 なお、これらの写真は地元の小川(おがわ)小学校の課外授業として私の父が行った講演を再構成したものですので、コメントは小学生を対象にした書き方になっています。

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大正時代の小学校のようすです。
学校は畳の部屋で、扉は障子です。

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男の子は着物にはかま、女の子は着物姿。
はきものは革靴、ゲタ、ぞうりなどまちまちでした。(大正10年ごろ)

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やがて教室は板張りになり、椅子に座るようになりました。
机の横には、習字のお稽古をする「書き方ぞうし」が吊られています。(大正10年ごろ)

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小学校6年生の卒業写真。(大正10年)

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当時の大阪の子ども達。おしゃれですね。(大正10年)

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