生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

2021-06-03から1日間の記事一覧

竹原八郎入道 ~北山村竹原~

元弘元年(1331)、討幕派の一人だった大塔宮護良親王は、難を逃れて吉野、熊野方面に落ちのびて来た。当時、竹原に住んで、一帯に勢力を張っていた十津川(奈良県)の豪族、竹原八郎入道宗規、甥の戸野兵衛良忠らは、親王を館へかくまった。