生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

03復刻&解説「紀州 民話の旅」-12九度山町

最後の仇討ち ~九度山町河根~

玉川の渓流は、四季折々に、すばらしい風景を描きだす。春から初夏にかけての若葉の青、夏の冷たい流れ、秋の紅葉、冬枯れの河原。そして奇岩怪石の蔭で鳴くカジカ。 その渓流にかかる千石橋のすぐ北。いかつい総ケヤキの乳門を構えた中屋旅館が、ひっそりと…

おしょぶ池 ~九度山町慈尊院~

高野町石道の起点、慈尊院のすぐ上手に、さほど大きくない池がある。