生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

2020-05-29から1日間の記事一覧

高野の不動 ~高野町高野山~

山内には、不動尊にまつわる話が多い。中でもよく知られているのが「地蔵不動」「鮑(あわび)不動」「波切不動」などだろう。

石童丸哀話 ~高野町高野山~

底冷えのする薄暗い堂内。30人ばかりのグループが、年とった堂守の絵説きに耳を傾けていた。天井に近い高い壁には、極彩色の絵が30枚。

三鈷の松 ~高野町高野山~

標高900メートルを越える高地。八葉の蓮華にたとえられる峯々に囲まれた高野山は、真言密教の聖地であると同時に、迷える人をも救う「現世浄土」の地ともいう。

最後の仇討ち ~九度山町河根~

玉川の渓流は、四季折々に、すばらしい風景を描きだす。春から初夏にかけての若葉の青、夏の冷たい流れ、秋の紅葉、冬枯れの河原。そして奇岩怪石の蔭で鳴くカジカ。 その渓流にかかる千石橋のすぐ北。いかつい総ケヤキの乳門を構えた中屋旅館が、ひっそりと…

おしょぶ池 ~九度山町慈尊院~

高野町石道の起点、慈尊院のすぐ上手に、さほど大きくない池がある。