生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

2020-06-02から1日間の記事一覧

生石高原の山焼き

前項「生石山の弘法水」において生石高原のことを紹介したが、生石ヶ峰の山頂付近に広がるこの高原は近畿地方有数のススキ草原として知られており、この草原を保全するために、地元自治体(紀美野町、有田川町)と生石高原観光協会の主催により毎年3月に「山…

生石山の弘法水 ~金屋町(現有田川町)生石~

弘法大師が、聖地を求めてあちこちを訪ね歩いていたときのこと。やがて生石山(おいしやま)にたどり着いたが、山頂からの景色は素晴らしく極楽浄土の姿だった。そこで、腰の矢立をとって一筆したためようと、足元の土を指先で掘り、清水を求めたとか。

姥ケ滝 ~金屋町(現有田川町)修理川~

有田川の支流、修理川を上っていったところに、ひとつの滝がある。それほど大きな滝ではないが、道路からも見渡せる。かつて、ここで行をする人も多かったが、いまではもう、そんな風景は見られなくなってしまった。

守が滝 ~金屋町(現有田川町)歓喜寺~

町全体が山という感じの金屋には、滝が多く、それだけに滝にまつわる話も多い。