2020-06-09から1日間の記事一覧
県内各地につくられた約700の城郭のうち、最もよく原型をとどめているのが、川辺町和佐にある手取城だといわれる。
顔に真っ赤な紅を塗った笑い主の「鈴振り」が、「ワッハッハ」「ワッハッハ」と豪快に笑ってねり歩く、珍しいお祭りが川辺町江川の丹生神社に伝わる。10月10日の「笑い祭り」がそれだ。
「南無阿弥陀仏」の念仏一辺倒で、全国の庶民層から、絶大な支持を得たと伝えられる徳本上人。生誕地は日高町だが、若いころの6年間、厳しい修行を積んだのが、川辺町千津川落合の草庵だったといい、千津川にはいまも、上人をしのぶ話がいくつか残っている。
「川辺」の名は知らなくても「道成寺」だけは知っている……。安珍清姫で語られる道成寺は、いまも昔も、日本の代表的な民話の舞台。だがその創建にまつわる話を知っているだろうか。