生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

2020-05-15から1日間の記事一覧

汗かき阿弥陀 ~和歌山市松ケ丘~

かつて瑞林寺の本尊、阿弥陀如来像が泥棒よけにご利益があると、多くの参詣者たちでにぎわったという。

高松の投げ頭布 ~和歌山市東高松~

いまの国道42号線が、みごとな松並木の道だった江戸時代。近くにすむ牝狐が通行人に赤い頭布を投げては、茶店に誘い込むという、いたずらを繰り返したそうな。人々は警戒をするのだが、本物の茶店の女が、やはり頭布を投げるので見分けがつかない。