「イベント回顧録」のカテゴリーでは過去の個人サイトに載せていたイベントの記録などを再掲しています。
今回は平成13年(2001)10月に行われた生石高原の「ふれあいウォーク 野上町(当時)を訪ね歩く」の告知を紹介します。
このイベントは、地元ラジオ局である和歌山放送の協力を得て実施されたいわゆる「ラジオウォーク」で、参加者がラジオによって他の参加者や会場の様子を聞きながら、町内の主要スポットを巡るものとなっていました。
今回のウォークで訪問するのは、「釜滝薬師」と「野上町ふれあい公園」の2か所。いずれもこのブロクで過去に紹介したことがあるスポットですが、後段であらためて追加の解説を行いたいと思います。まずはイベント告知を御覧ください。
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ふれあいウォーク
野上町を訪ね歩く
平成13年12月2日(日)
午後1時30分から(小雨決行)
コース
バス40分 ↓ バス15分
野上町ふれあい公園
スタート
↓ 3.6Km
釜滝薬師
↓ 2.4Km
野上町ふれあい公園
ゴール
バス40分 ↓ バス15分
参加要領
実 施 日 | 平成13年12月2日(日) |
参加資格 |
健康で完歩できる方 (中学生以下は保護者同伴となります) |
参 加 費 | 無料(但し、集合場所までの交通費は自己負担) |
募集人員 | 200名(先着順受付) |
締め切り | 平成13年11月20日(火)必着 |
交 通 | JR海南駅、南海貴志駅からバスによる送迎あり。 利用者は1人往復300円必要。 ・JR海南駅受付時間/12:00~12:30(バスは12:30発) ・南海貴志駅受付時間/12:45~13:00(バスは13:00発) |
ウォーク集合場所 | 野上町ふれあい公園 13:00~13:30 |
ウォーク参加者特典 | 1 参加賞あり 2 地場産品が当たる抽選会 |
そ の 他 | 1 イヤホン付き携帯AMラジオをご持参ください 2 雨天決行につき雨具等をお忘れなく |
放 送 | 和歌山放送ラジオ 14:30~16:00 |
申し込み方法
(略)
お問い合わせ先
海草地方県民会議事務局(海草振興局県民行政部総務課内)
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ウォークイベントのスタート・ゴール地点となった「野上町ふれあい公園(現在は「紀美野町のかみふれあい公園」)」については、別項「緑の郷ふれあいフェスタ(2000. 7.16)」でも紹介していますが、芝生広場や大型遊具「冒険ノアディ城」、農産物直売所、オートキャンプ場・バーベキューサイトのほか、日本パークゴルフ協会公認のパークゴルフ場を備えた大型公園です。
この公園は、和歌山県の「動物愛護センター」とともにこの前年の平成12年(2000)7月にオープンしました。これについて、和歌山県の広報紙「県民の友(平成12年8月号)」では次のように紹介されています。
子どもから大人まで楽しめます
野上町ふれあい公園生石高原と並ぶ新名所として、ふれあい公園が7月16日、野上町にオープン。
芝生ひろばをはじめ、パークゴルフ場やオートキャンプ場、ふれあい館などがあり、子どもからお年寄りまで幅広くふれあい、交流できる場所となっています。また、わんぱく広場には北欧情緒たっぷりの巨大遊具「ノアディ城」が設置されています。
隣接した「県動物愛護センター」と「県鳥獣保護センター」が同時にオープンし、両施設を合わせると広さ約20ヘクタールの県下有数規模の緑あふれる公園です。
ウォークイベントの中継地となった「釜滝薬師」については、別項「べんずりさん」で詳しく紹介していますが、円仁(慈覚大師、794~864年)ゆかりの名刹として知られ、特に眼病平癒祈願の寺として多くの参詣客を集めている寺院です。近年は「紫陽花の寺」としても知られ、紫陽花を押し花にした限定御朱印が人気となっています。
わかやま新報 » Blog Archive » 限定御朱印のアジサイ人気 釜滝薬師金剛寺
このウォークイベントは、当時和歌山県が提唱していた「感動(CAN DO)わかやま21」という県民運動の一環として位置づけられていました。この運動は、平成9年(1997)から始められたもので、次のような趣旨に基づき県民一人ひとりの自主的な活動を促していくことを目的としていましたが、今回の「ふれあいウォーク」は、ここに掲げられたテーマの一つである「ふるさとわかやま 再発見!」を実践するものとして企画されたイベントであるといえます。
わかやまは“できる”という意味のCAN
わかやまは“実行する”という意味のDO
わかやまの可能性を信じ、
自信と誇りをもって、
3つのテーマ
「自然と共生快適わかやま!」
「やさしさあふれるわかやま!」
「ふるさとわかやま再発見!」
を実践することにより
あふれる感動の新時代、
21世紀のわかやまを実現する、
という意味です。