「和歌山あれやこれや」のカテゴリーでは、和歌山県内各地に伝わる歴史や伝承などを気ままに紹介していきます。
今回は、和歌山市大谷にある楠見(くすみ)小学校の校内で発掘された「楠見遺跡(くすみ いせき)」を紹介します。ここからは「楠見型土器」と呼ばれる特異な形状の土器(初期須恵器)が発見されたことで知られています。
続きを読む「和歌山あれやこれや」のカテゴリーでは、和歌山県内各地に伝わる歴史や伝承などを気ままに紹介していきます。
前回までは紀の川南岸の河口付近にある「岩橋千塚古墳群(いわせ せんづか こふんぐん)」と、これを管理・保全するとともに研究・公開を行う県立博物館施設「紀伊風土記の丘(きい ふどきの おか)」を紹介しました。
今回は紀の川北岸にある大規模な前方後円墳「車駕之古址古墳(しゃかのこし こふん)」を紹介します。この古墳は、岩橋千塚古墳群にある天王塚古墳や大日山35号墳に匹敵する県内最大級の古墳であるとともに、日本では他に類例のない金製の勾玉(まがたま)が発掘されたことでも知られています。