生石高原の麓から

和歌山の歴史・文化・伝承などを気ままに書き連ねています

将軍塚古墳(和歌山市岩橋 県立紀伊風土記の丘)

 「和歌山あれやこれや」のカテゴリーでは、和歌山県内各地に伝わる歴史や伝承などを気ままに紹介していきます。

 前項では全国有数の古墳密集地区である岩橋千塚古墳群(いわせ せんづか こふんぐん)と、その保全・公開を目的として開設された県立の博物館施設「紀伊風土記の丘」の概要について紹介しました。今回は、石室が一般公開されている「将軍塚古墳」を中心に、紀伊風土記の丘にある古墳について紹介します。 

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岩橋千塚古墳群(和歌山市岩橋 県立紀伊風土記の丘)

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 前回までは古事記日本書紀に取り上げられた県内各地の旧跡などを紹介してきましたが、今回はこれらの事績とほぼ同じ時代のものと考えられている古墳が多数発掘されている岩橋千塚古墳群(いわせ せんづか こふんぐん)について紹介します。

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保田龍門レリーフ・高倉下命(和歌山市小松原通 県庁本館)

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 前回は和歌山県庁本館の建物と、その中央階段(2階~3階の踊り場)に飾られている保田龍門(やすだ りゅうもん)の「丹生都比売命(にうつひめの みこと)」をモチーフにしたレリーフについて紹介しました。
 今回は同じく県庁本館中央階段(3階~4階の踊り場)にある「高倉下命(たかくらじの みこと)」をモチーフにしたレリーフを紹介します。

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保田龍門レリーフ・丹生都比売命(和歌山市小松原通 県庁本館)

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 これまで、古事記日本書紀に描かれた故事にまつわる史蹟などを紹介してきましたが、今回はこれらの書物に描かれた故事をモチーフにした和歌山県庁本館レリーフをご紹介します。これは、和歌山県出身の画家・彫刻家である保田龍門(やすだ りゅうもん)の作品です。

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吹上寺・本居大平の墓(和歌山市男之芝町)

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 今回は和歌山市男野芝町にある「吹上寺(すいじょうじ)」という寺院を紹介します。この寺院は、古事記の詳細な注釈本である「古事記伝」をまとめたことで知られる国学者本居宣長(もとおり のりなが)の養子となりその研究を受け継いだ本居大平(もとおり おおひら)ら「和歌山本居家」の墓所がある寺として知られています。

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武内宿禰誕生井(和歌山市松原)

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 今回は、和歌山市松原にある「武内宿禰誕生井(たけのうちの すくね たんじょうい)」を紹介します。ここは、5代の天皇に仕え、300年以上も活躍したと伝えられる日本古代史上のスーパーマン武内宿禰が誕生した際に産湯を使ったとされる井戸です。

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八幡神社(安原八幡神社)(和歌山市相坂)

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 今回は、和歌山市相坂にある「八幡神社(はちまんじんじゃ)」を紹介します。一般的には「安原八幡神社(やすはら はちまんじんじゃ)」と呼ばれるこの神社は、神功皇后三韓征伐朝鮮半島に出兵し新羅百済高句麗を服属させた)から大和に凱旋する際に、息子の誉田別命(ほんだわけのみこと 後の応神天皇をこの地に一時預けていたという伝承で広く知られています。

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中言神社(和歌山市吉原)

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 今回は、和歌山市吉原にある「中言神社(なかごとじんじゃ)」を紹介します。一説によれば、同社の祭神の一柱である名草姫は、前項などで紹介した名草戸畔(なぐさとべ)を指すのではないかとも言われています。

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あしがみさん 千種神社(海南市重根)

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 今回は、日本書紀において神武軍と戦って敗れたとされる名草戸畔(なぐさとべ)の足を祀る海南市重根(しこね)の「千種(ちぐさ)神社」を紹介します。

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おはらさん 杉尾神社(海南市阪井)

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 今回は、日本書紀において神武軍と戦って敗れたとされる名草戸畔(なぐさとべ)の腹部を祀る海南市阪井の「杉尾神社」を紹介します。

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