「大雲取越え」をすると、中根のあたりで道のわきに、大きな石が目にとまる。「円座石」(わろうざいし)といい、別名「御茶具」「御沓形」とも。
続きを読むいくさ地蔵 ~古座川町添野川~
添野川の村はずれ、小川のほとりに、お地蔵さんをまつった小さな祠がある。太平洋戦争中は全国各地からお参りが続き、近くの人が「弾よけの護符」を出し、祭煙の絶えることがなかったが、平和ないまは、合格析願の学生や地元のわずかな信者がお参りするだけ。
続きを読む一枚岩 ~古座川町相瀬~
清らかな流れを誇る古座川。その両岸に迫る奇岩、景峰のうちでも最高の圧観は、高さ100メートル、幅が500メートルの大岩山。流れにそって、屏風のようにそそり立つ「一枚岩」に、こんな話がある。
続きを読むうるしが渕 ~古座川町月野瀬~
古座川の清流が巨岩にぶつかり、深渕をなしているところがある。これを「うるしが渕」という。
続きを読む勘九郎(かぐろ)磯 ~古座町(現:串本町)津荷~
津荷漁港から古座寄りの「津荷の鼻」を回った広い荒磯に、悲恋に散った兄妹の話が残る。
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